CO2レーザー

最終更新：2024年05月02日

CO2レーザーについて

CO2レーザーは炭酸ガスレーザーともいい、波長10600nmの遠赤外線で水分に高い吸収を示します。

細胞内の水と反応して熱エネルギーが発生し、蒸散・蒸発により組織を削ったり、切開・止血することができます。

レーザー径が細いため、小さく細かい作業に向きます。

シミやイボなど小さく薄いできものも、最小限で削ったり焼灼することができるため、傷も目立ちにくいです。

適応

しみ、全身のイボ（瞼の際でも局所麻酔下に焼灼できます）

ほくろ（自費診療になります）

ニキビの面疱処置、少し盛り上がったできものなど

施術後の経過

小さい穴を開けるような処置であれば小さくかさぶたができて治ります。

傷もほとんど目立ちません。

シミなどを薄く削る場合は、薄皮がめくれたような傷ができますので、皮が張るまでは軟膏とテープで覆う処置が必要です。

皮が張った後はしばらく赤みが残りますが、徐々に肌色に戻るのでそれまでお待ちください。

ほくろなどを深く削った場合も、同様の処置になります。

注意点

小さいイボなどを焼灼するときは麻酔をせずにおこなうことがあります。

その際はチクチクとした痛みがあります。

術後は一時的に赤くなることがありますが、1-2日で消えます。

術前・術後は日焼けをしないよう遮光を徹底してください。

擦らないようにしてください。

色素沈着が出る場合がありますので、気になるようでしたらご相談ください。

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石川県河北郡津幡町

皮膚科、形成外科、美容皮膚科

石倉クリニック